原書で学ぶ64bitアセンブラ入門(1)
タイトルの通り、洋書の64bitアセンブラ入門書をよむ勉強会を開催しています。
参考書:Introduction to 64 Bit Intel Assembly Language Programming for Linux
ターゲットとしては洋書の技術書はいつも物怖じしてたけど、読んでみよう!という人と、
アセンブラの本は古いのばっかで最新(=64bit)のモノがないなーと思ってた人。
参加してもらってるのは後者が多い感じがしますがね。
そもそも自分が英語あまりできないし(TOEIC400点代)。
そんな自分ではありますが、興味ある人には当会に途中からでも参加していただけるよう、
今までやってた内容を要約して書いておこうと思った次第であります。
chapter1 introduction
第一章は導入部分です。
何故このご時世にアセンブリ言語を学ぶ価値があるのかなどについて。
まー この辺りは自分もよく聞かれます。そんなもの習得して今更何の価値があるの?って。
本書ではこれに対する回答として以下を挙げています
- 卓越したアセンブリ言語のコーダーが書いたプログラムは、とても効率的である
- 高レベル言語では成し得ないことを操作できる
- 高級言語の実装がどのようになっているか(低レベルなレイヤーで)を知ることで、よりよい選択肢を見極められる
- 高級言語で不可解なバグに遭遇した際、その原因を追うことができる
他にもアセンブルや機械語等の話が少々ありますが、この章についてはひとまず先述の分で十分でしょう。
個人的見解としては、プログラミング言語の根源を知ろうとする際にはこれらの知識が必須のものかと思います。
とりあえずアドレスやリンクと言った事についての把握がまだ曖昧な人については、
先立ってその辺りの情報を得ることが今後の内容については必要でしょう。
而して、それらはそこまで難解な概念ではありませんので、一瞥してみれば十分でしょう。
不明瞭ならば、当会に参加して聞いてみるのもアリです。
ともあれ、長々と書きましたが第一章についてはこの程度です。
今後も続けて会で取り上げた章についた書いていければと思います。